2023年4月17日より、楽天証券で一株投資(単元未満株投資)ができるようになったようです。一株投資は最近色々な証券会社でできるようになりましたが、私は専らネオモバイル証券を利用していました。
丁度ネオモバイル証券がサービス終了(SBI証券に移行)するタイミングであること、メイン証券口座が楽天証券であることから、今後一株投資は楽天証券を使って行こうと思ったのですが、調べてみると、以下に述べるとおり、ひたすら積立投資かつ売却しない人はSBI証券を使った方がお得なようです。
とはいえ、先に結論を述べますと、誤差レベルなので便利な方を使えば良いかなといったところです。
かぶミニのメリットとデメリット、SBI証券(S株)との比較
下表は楽天証券が公表している各社の単元未満株投資サービスの比較です。この中で主にSBI証券と比較してみましょう。
ぱっと見でわかるメリットは、楽天証券のかぶミニは往復コストが最も安く、かつリアルタイム・ポイント投資が可能というところかと思います。往復コストについては、スプレッドを考慮しても、0.22%×2+11円=0.44%+11円ですので、最安であることに間違いありませんね。
ただし、これらのメリットは、単元未満株でトレードする人でないと享受できません。例えば私の場合、基本的に買付のみで売却しないため、売却に係るメリットを一切受けることができません。これが何を意味するかというと、楽天証券が他社に比べて安く設定されているのは売却手数料(11円+0.22%)であるため、買付が無料であるSBI証券の方がお得となります。楽天証券も買付無料と書いていますが、スプレッドがありますので、実質0.22%です。
また、リアルタイム取引もトレードしない人にとっては大して意味があるものではありません。ポイント投資は楽天経済圏の住人であれば、余っている楽天ポイントを使えるので良いとは思いますが、ポイントは別に買い物で使えば良いので余って困ることはないんですよね・・・。
さて、あとはデメリットですが、上述したように買付のみの利用の場合手数料が割高になるというところかと思います。加えて、アプリで取引できない(WEBのみ)のが少し面倒です。なお、SBI証券のS株はアプリで購入可能です。
こう考えると、手数料が実質月定額20円でアプリで取引できたネオモバイル証券は素晴らしかったですね。
以上のことから、一株投資について、私と同じような、積立買付かつ売却しない方は、SBI証券を使うのが良さそうです。
他方、単元未満株でトレードしようという方は、楽天証券を使うのが良さそうです。
ただし、あくまで優劣つけるなら、というだけであって、例えば売却しない人が月々10万円単元未満株を購入するとしても、SBI証券が220円お得、トレードする人が10万円分売買するとしても楽天証券が99円お得という程度です。
結論としては、好きな方、管理しやすい方を使えば良いと思います。私は少しでも得したい派なので一株投資にはSBI証券を使う予定です。まだネオモバのサービス終了まで時間があるので、それまでにかぶミニが進化すると良いですね。
かぶミニを使ってみた
かぶミニは楽天証券口座を持っていれば特に手続き等不要なため、試しに使ってみました。まず、楽天証券にログインしたら、国内株式から好きな銘柄のページを開きます。
今回はJTを1株買ってみましょう。
リアルタイムで買います。時間外の場合は寄付が選択されるはずです。口座は勿論特定口座ですね。
あとは確認・確定ボタンを押せば購入完了です。
まとめ
かぶミニは楽天経済圏の住人でも、買い付けのみのユーザーからするといまひとつでした。今後のサービス向上に期待したいですね!(ポイントアップとか)
やっぱりSBIネオモバイル証券は良かったなぁ・・・。
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