投資を行う上で、証券口座と連携する銀行が必要です。
著者は、楽天銀行+楽天証券または住信SBIネット銀行+SBI証券の組合せがおすすめしています。
本記事では、このうち住信SBIネット銀行のメリットと口座の開設方法を紹介します。
住信SBIネット銀行のメリット
まずはメリットを3つ紹介します。
この他にもメリットといえる事項はありますが、私の場合は以下の4つが非常に大きいです。
ATM/他行振込手数料が最大15回無料
まず、手数料が安いです。
最大でATM利用手数料および他行振込手数料が月15回まで無料となります。
ライトユーザーが最大の恩恵を得るのは難しいですが、ATM利用/他行振込を7回無料にするのは案外簡単です。
住信SBIネット銀行では、「スマプロランク」というものがあり、このランクに準じて手数料の無料回数等が決められます。
ランクごとの無料回数は以下のとおりです。
ランク1でも十分という人は十分でしょうけど、他行と比較して実用的といえるのはランク2以降ですかね。
7回無料となるのはランク3です。
まず、ランク2の条件は以下のとおりです。
意外と楽にランク2にあがれます。
30歳未満なら無条件でなれますし、円預金を30万も難しい条件ではありません。
また、複合条件2つも簡単です。
例えば、SBI証券と連動する場合は、
・外貨預金(普通・定期)の月末残高あり
・SBIハイブリッド預金の月末残高あり
あたりであっさりランク2です。残高は0でなければ良いので普段証券取引をしない場合でも、少し入れておけばOKです。
そして、ランク3の複合条件はこれに+1項目追加すれば良いため、純金積立を月1000円(手数料25円)でもすればランク3まであがれます。
ランク3にあげるかどうかは用途次第ですね。
定額自動振込サービス
定額自動振込は、言うまでもありませんが、毎月指定日に指定口座(他行含む)に指定額を振り込みをしてくれます。
手数料はランクに応じた無料枠を消費します。
定額自動入金サービス
他行にもありそうであまり見かけない「定額自動入金サービス」は便利です。
定額自動入金は、毎月指定日に他の口座(他行含む)から指定額を入金してくれます。
なんと、他行からの入金であっても手数料無料です。
私は給与振込口座からお金をガチャガチャと他の口座に振り分けるため、重宝しています。
例えば、以下のように自動入金と自動振込を組み合わせれば、無料でお金を振り分けられます。
給与の振り込みを複数口座にわけてくれない会社に勤めていても、住信SBIネット銀行を介せば無料でお金を振り分けることができるということですね。
もちろん、SBI銀行を引き落とし口座等すれば、自動入金が大いに役立ちます。
仮想通貨取引所への入金がスムーズ
当ブログをお読みいただいている方の多くは、あまり仮想通貨の取引に興味がないかと思います。
しかし、今後取引するとした場合、日本の主要な仮想通貨取引所(コインチェック等)に24時間365日いつでも即座にネットで入金できるため、非常に便利です(メンテナンス時除く)。
しかも、手数料無料です。
仮想通貨取引においては、間違いなく利便性No.1の銀行口座です。
住信SBIネット銀行の口座開設方法
それでは、口座を開設していきましょう。
まず、住信SBIネット銀行にアクセスします。
「口座のお申込みはこちらから」をクリックします。
ここで、初めてSBI口座を開設する場合は「WEBサイトから口座開設」を、SBI証券口座をお持ちの場合は、「SBI 証券のWEBサイトから口座開設」を選択しましょう。
ネット証券や銀行では当たり前の手続きになっていますが、本人確認は顔写真付き身分証明書(免許証やマイナンバーカード)のアップロードが最も楽です。
あとは、流れに沿って必要事項を入力して申し込みを完了します。
数日後、本人限定受取郵便でカードが届きます。
ここでも顔写真付き身分証明書を配達員さんに提示する必要があります。
最後に、WEBサイトにアクセスし、カード受取確認をすれば口座開設完了です。
まとめ
以上、住信SBIネット銀行のメリットと口座開設の紹介でした。
最近米国株の手数料競争や投資信託で奮闘しているSBI証券と連携させるのにベストな銀行口座です。
また、定額自動入金と振込を組み合わせて無料枠でのお金振り分けができたり、仮想通貨取引所との強力な連携と、他行ではあまり行っていないサービスが多いです。
口座を開設しておいて損はないかと思います。
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